歴代最強の日本代表はどのチームか。これについては色々な意見があるだろうし、想像の中でしか比較のできないテーマだが、最も期待値の高かったチームは2006年のジーコジャパンか2014年のザックジャパンのどちらかではないだろうか。前者は中田英寿、小野伸二、中村俊輔などヨーロッパのクラブへの移籍を実現し、そのクラブで中心的な活躍をした選手が何人もいて人材的には最高だったと記憶している人が多い。レベルの高い選手たちが2002年を経験してチームとして成熟した、ということで国民の期待値も非常に高かった。
一方の2014年の選手たちは海外クラブでの実績とメンタルに秀でていた。香川真司のように育成年代から才能を期待された選手もいたが、本田圭佑や岡崎慎司、長友佑都など若手時代の評価を自らの手で塗り替えて欧州のトップクラブへの移籍を実現させたり、リーグ優勝に主力として貢献するなど少年ジャンプの漫画のようなストーリーを見せてくれる選手たちが揃った。ザッケローニの攻撃的サッカーもチームにハマり、強豪国にもしっかり向き合えるメンタリティを備えたチームだった。
だが、この2チームは共にグループステージ敗退に終わっている。初戦で敗戦を喫しチームとしてのまとまりや方向性が崩れ、勝てるチャンスのあった2試合目で力を発揮し切れず、3戦目は完膚なきまでに叩きのめされる、という展開にも類似点がある。2010年、2014年に出場した大久保嘉人は初戦に勝利したことで一気に波に乗ったチームと負けたことで大崩れしてしまったチーム、両方の経験があり、動画の中では初戦の重要性を力説している。FIFAワールドカップ2022を楽しむ上でもぜひチェックしてほしい。
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