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スペシャル対談
LEGEND W MOMENT 2006 中村俊輔 ✕ 鈴木啓太 Vol.1

日本代表でのレギュラー争いに全てをかけてプレーしていた

By LEGENDS STADIUM編集部 | 2022.10.20

FIFAワールドカップ 2002の日本代表の活躍は「成功」と言って良いものだった。初めての勝ち点、初めての勝利、初めてのグループリーグ突破。全てを一気に叶えて自国開催の大会を盛り上げた。ただ、成功の立役者でもあるトルシエのサッカーに限界を感じたのも確かだった。決勝トーナメントでトルコに苦杯を喫した時に、迷走感のあったトルシエの采配自体にも疑問符があり、またそれを自らの判断で修正・打開出来ない選手たちにも物足りなさを感じた。

共催した韓国がフース・ヒディングのもと、4位という大躍進を遂げたことも影響していたのだろう。2006年に向けて協会はジーコを監督として迎え入れた。この判断はメディアもファンも選手も歓迎した。鹿島アントラーズを強豪チームに育て上げただけでなく、日本にサッカーカルチャーの種を植え付けた神様が日本代表を指導する。この事実は代表に選ばれた選手たちにも刺激になったようだ。ジーコは攻撃的なチームを好み、創造性を重要視する。中田英寿、小野伸二、小笠原満男、本山雅志などハイレベルな攻撃的MFが揃い、稲本潤一、遠藤保仁など攻撃力を併せ持つボランチも育ちつつあり、歴代最強のタレントたちをジーコがどう導いていくのか、非常に期待感の高まった時期だった。その中でも中村俊輔は圧倒的な技術、特に世界的にも評価の高いフリーキックを有しており、不動の10番という印象が強い。だが、その俊輔であっても常にサバイバルだと認識し、代表でポジションを取るのに必死だったという。にわかには信じがたい話だが、本人の発言をぜひチェックして頂きたい。

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